ダンベルデッドリフトは背中の筋肉強化に最適
ダンベルデッドリフトでは背中全体の筋肉を鍛えることができます。広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋などに高い負荷がかかりやすいです。 他にも、太ももの筋肉やハムストリングなど全身の筋肉を鍛えることも可能です。背中の筋肉を鍛えることで、基礎代謝が上がったり猫背が改善したりするメリットもあります。 続いて、ダンベルデッドリフトを行う頻度と理想の重量を紹介します。ダンベルデッドリフトを行う頻度と理想の重量
ダンベルデッドリフトは、週に2~3回行うくらいがちょうど良いでしょう。全身を鍛えるトレーニングメニューのため、トレーニング後は1~2日の休息期間を設ける必要があります。 ダンベルの理想の重要は初心者は20~30kg、中・上級者は40kgを目安にトレーニングに取り組むと良いでしょう。 毎日鍛えるのではなく、休息期間をとることがたくましい背中づくりにつながります。続いて、ダンベルデッドリフトの基本的なフォームを紹介します。ダンベルデッドリフトの基本的なフォーム
誤ったフォームでダンベルデッドリフトを行うと、腰痛を引き起こしやすいです。ここからは、ダンベルデッドリフトの基本的なフォームを紹介します。基本的なフォーム
①足を肩幅程度広げる。
②肩を落とし広背筋を意識しながら、胸を突き出し背筋を伸ばす。
③ダンベルを持ちハムストリングスを感じながら、膝を曲げる。
④胸を張ることを意識しながら立つ。
早速、ダンベルデッドリフトの基本的なやり方を初心者編、中級・上級者編に分けて紹介します。
【初級者編】ダンベルデッドリフトの基本的なやり方
ダンベルデッドリフト初心者が、正しいフォームを意識しながら行う、無理のないダンベルデッドリフトの基本的なやり方を紹介します。ダンベルデッドリフト
ダンベルデッドリフトの基本的なメニュー。筋トレ初心者も取り組みやすく、身体が硬い人や腰への負担が心配な人にもおすすめです。 ダンベルを床に置く時はバウンドに注意しましょう。特に効果のある筋肉部位
・広背筋 ・僧帽筋 ・脊椎起立筋基本的なやり方の手順
①肩幅程度に足を開き、ダンベルを持つ。
②腰幅よりも少し手幅を開き、ダンベルをゆっくりと浮かせる。
③胸を張ったまま前かがみになり、息を吐きながら膝の位置まで下げる。
④肩甲骨を寄せながらダンベルを引き上げる。
- 8~12回×3セット
【中・上級者編】ダンベルデッドリフトの効率的なやり方2選
握力を鍛えて、正しいフォームを身に着けることができたら、より効率的なダンベルデッドリフトのトレーニングメニューに挑戦しましょう。 ここからは、中・上級者におすすめのダンベルデッドリフトの効率的なやり方を紹介します。1位:スティッフレッグデッドリフト
膝を曲げずにダンベルを持ち上げるスティッフレッグデッドリフトは、難易度が高いトレーニングメニューです。 十分に握力を鍛えた上で挑戦する必要があります。下半身背面を鍛えたい人はチャレンジしてみましょう。特に効果のある筋肉部位
・ハムストリング ・大臀筋 ・脊柱起立筋効率的なやり方の手順
①肩幅より少し狭く足を開き、ダンベルを持つ。
②上半身を膝を曲げないように注意しながら倒す。
③背中が床と平行になるまで下げる。
④背中側の筋肉を意識しながら、ダンベルを持ち上げる。
- 15回×3セット
2位:スナッチグリップデッドリフト
上半身と下半身の両方を効率よく鍛えたい人は、スナッチグリップデッドリフトに挑戦すると良いでしょう。 手幅を広げるため、身体への負担が大きくなり、高い筋力が必要です。特に前腕の筋力が必要になるので、しっかり鍛えてから取り組む必要があります。特に効果のある筋肉部位
・広背筋 ・僧帽筋 ・ハムストリング ・大臀筋 ・脊柱起立筋 ・前腕筋効率的なやり方の手順
①足を肩幅くらいに広げ、手幅は肩幅より広くする。
②肩を落とし広背筋を意識しながら、胸を突き出し背筋を伸ばす。
③ダンベルを持ち前腕の筋肉も使いながら、膝を曲げる。
④胸を張ることを意識しながらゆっくり立つ。
上半身をもっと鍛えるベンチプレスの方法はこちら