HMBに副作用ってあるの?
結論から言うと、HMBに副作用はありません。そもそもHMBは食べ物に含まれている『ロイシン』と呼ばれる成分を変換したもの。 ロイシンはマグロの赤身や鶏の胸肉、納豆などに含まれている成分です。食べ物から摂取したロイシンは体内でもごく微量ですがHMBに変換されています。 つまり私たちも日常生活で摂取しているということですね。HMBに副作用がなく安全なのも納得できます。 ただしHMBはまだ新しい成分なので長期的な研究結果がほとんどありません。確実に安全とは言い切れませんが、過剰摂取しない限り心配しすぎる必要はないです。 HMBに副作用がないとわかったところで、HMBについてもう少し詳しく説明していきますね。そもそもHMBってなに?
HMBは「筋肉作りの促進」と「筋肉が壊れるのを防ぐ」働きがあります。 HMBは必須アミノ酸の一種である『ロイシン』から体内で変換されたものです。ただしHMBは、大量のロイシンから僅かな量しか変換できません。 そのため、食品やサプリから補う必要があります。効果的な量を摂取するには、ものすごい量を食べなければならないので食品で補うのは現実的ではありません。 そのため、HMBの効果を発揮するためにはサプリで必要量を補うのが最適です。 早速、HMBを摂取するメリットをもっと詳しく見ていきましょう。HMBは安全に摂取すればメリットがいっぱい
筋肉のつくスピードを早める
HMBのメリットの一つは、筋肉のつくスピードを早めること。筋肉の素となるタンパク質が筋肉になるようにスイッチを押して筋肉合成を司令する役割を持っています。 タンパク質だけを補給するよりも筋肉合成を促進してくれるので、結果的に筋肉のつくスピードが早まるのです。筋肉が壊れるのを防ぐ
HMBは筋肉の素となるタンパク質を壊す『ユビキチン・プロテアーム系』と呼ばれる回路の働きを弱め、筋肉を壊れにくくしてくれます。 今ある筋肉を落とさないようにするためにもHMBは活用できます。トレーニング後の筋肉回復をサポートする
筋肉を作るだけでなくトレーニング後の筋肉回復をサポートすることもできます。トレーニング期間中、筋肉コンディションを保つ役割も果たしてくれますよ。 ここまででわかるように、HMBは安全に摂取すればメリットが大きい成分です。筋肉と身体作りを効果的に行いたい方は摂るべき成分と言ってもいいでしょう。 でも安全性がまだちょっと気になるという方に向けて、HMBを安全かつ効果的に摂取する方法を説明します。HMBを安全かつ効果的に摂取する方法
HMBは1日あたり1.5~3g摂取が目安
HMBは1日あたり1.5~3gの摂取が目安です。トレーニングがある日もない日も関係なく1.5~3gが目安量と言われています。 これ以上「多く摂取したからといって効果が上がるわけではない」と様々な研究でも出ているので3gまでを目安にHMBを摂りましょう。GMP認定工場で製造されたサプリでHMBを摂取する
HMBを安全に摂るには、GMP認定工場で製造されたサプリを飲むのがベストです。 GMPとは厚生労働省が定めた『適正製造規範』のことを言い、製品の「安全性」と「品質」が保たれるように定められたルールのことです。 GMP認定工場で製造されたものであれば安全性と品質が保証されているので、HMBサプリ選びに迷ったら選ぶときの基準にするといいですよ。プロテインやアミノ酸系サプリと併用してもOK
HMBはプロテインやアミノ酸系サプリと併用しても問題ありません。特にプロテインとの同時摂取が筋肉合成には効果的なので、気になる方はプロテインもチェックしておきましょう。サプリをもっと見る