そもそも小円筋とは?
小円筋は、しょうえんきんと読み、肩にあるインナーマッスルの1つです。腕を外に開いたり、ボールを投げる時に力を弱めブレーキをかけたりする役割があります。 鍛えることで、運動能力アップへの期待やがっちりした肩を手に入れることができます。 続いて、小円筋のトレーニングメニューを、初級〜上級のレベル別に紹介していきます。【初級者編】小円筋の自重トレーニングメニュー2選
筋トレ初心者におすすめの、小円筋の自重トレーニングメニューを2つご紹介します。1位:タイプライタープッシュアップ
タイプライタープッシュアップは、筋肉肥大を狙うにはやっておきたいトレーニングの1つ。小円筋はもちろん、その他の筋肉を鍛える自重トレーニングの代表的なメニューです。 初心者は膝をついた状態で行いましょう。特に効果のある筋肉部位
・小円筋 ・棘下筋 ・棘上筋 ・肩甲下筋効率的な筋トレの手順
①肩幅2つ分の手幅をとる。 ②腕立て伏せのフォームをつくる。 ③左腕に胸を寄せるようにし、右腕が伸びるまで下げる。 ④元に戻す。 ・左右10回ずつ×3セット2位:プランク
プランクは、肩にある小さな筋肉を鍛えるのに有効な筋トレメニュー。体幹トレーニングのイメージを持つ人もいますが、自重トレーニングで用いることもできます。 体幹を鍛える意味でも、初心者向けのメニューです。特に効果のある筋肉部位
・小円筋 ・棘下筋 ・僧帽筋 ・小菱形筋 ・肩甲挙筋効率的な筋トレの手順
①腕立て伏せをするフォームで構える。 ②肩を下ろし、地面に向けて力を入れる。 ③20秒間保つ。【中・上級者編】器具やマシンを使った小円筋のトレーニングメニュー3選
大きい負荷でトレーニングをしたいと考える中・上級者におすすめの、器具やマシンを使った小円筋のトレーニングメニューを3つご紹介します。1位:エクスターナル・ローテーション
エクスターナル・ローテーションは、ダンベルを使用したトレーニングメニュー。ベンチ台を用意しておくと筋トレしやすく便利です。 リハビリや障害予防の時に行われることもあるトレーニングでもあります。特に効果のある筋肉部位
・小円筋 ・棘下筋 ・僧帽筋 ・小菱形筋 ・肩甲挙筋効率的な筋トレの手順
①ベンチ台の上に横になり、ダンベルをベンチ台側でない方の手で持つ。 ②脇を締め、肘を直角になるまで曲げる。 ③弧を描くように外旋させ、ダンベルを持ち上げる。 ④ゆっくり元に戻す。 ・20回×3セット2位:インターナルローテーション
インターナルローテーションは、チューブを使用したトレーニングメニューです。使用するチューブは少し固いものを選ぶと良いでしょう。 動かして良いのは前腕だけと意識して取り組むことで、効率的な筋トレができます。特に効果のある筋肉部位
・小円筋 ・棘下筋 ・僧帽筋 ・小菱形筋 ・肩甲挙筋効率的な筋トレの手順
①肘の高さを目安にチューブの片方を結び固定する。 ②肩幅程度に足を開き、片方のチューブを持つ。 ③前腕は床と平行にし、上腕部分は体に沿わせる。 ④チューブを持った腕を外に広げる。 ⑤限界まで引っ張り、元に戻す。 ・20回×3セット3位:ショルダーサークル
ショルダーサークルは、ダンベルを回すユニークな筋トレメニュー。楽しみながら小円筋を鍛えるにはうってつけです。 ダンベルは1㎏未満のものを選ぶと、効率的にいくつもの筋肉を鍛えることができます。特に効果のある筋肉部位
・小円筋 ・棘下筋 ・僧帽筋 ・小菱形筋 ・肩甲挙筋効率的な筋トレの手順
①ダンベルを持ち、真っすぐ立つ。 ②肘を伸ばしたまま、両手を回す。 ③頭上を通り過ぎたら、手のひらを返し。 ④ダンベルをゆっくり下ろす。 ・5周×3セット上半身の筋トレをもっと見る