毎日筋トレしても効果が上がるわけではない
同じ部位ばかりを毎日筋トレしていませんか?実はその方法だと筋肉が育ちません。 頻度高く毎日筋トレを行うことは、直接的に筋肉をつける効果に繋がっていないためです。 まずは、筋肉がどうやって作られるのかを知った上で、筋トレの頻度を考えることが大事になります。早速、筋トレで筋肉が作られるメカニズムを見ていきましょう。そもそも筋トレで筋肉が作られるメカニズムとは?
筋トレで筋肉が作られるメカニズムを簡単に言うと「筋トレする→筋肉痛が起こる→休む(超回復)→筋肉が育つ」の順序で成り立っています。 そもそも筋肉は、細い筋繊維が束になってできています。 筋トレをすると束になった筋繊維に傷がつき、筋肉が壊れます。つまり、筋肉を壊すことが筋トレです。筋トレをした後に筋肉痛が起こるのはこのためです。 筋トレで筋肉が壊されると「次は壊れないぞ!」と、身体がさらに強い筋肉を作ろうと働きます。 そこで必要なのが『超回復』と呼ばれる、筋肉を休めながら強い筋肉を作るための期間です。 要するに、毎日筋トレを続けていると筋肉を壊すばかりで、新しく強い筋肉を作り出す『超回復』の期間が不足します。 だから、毎日の筋トレが必ずしもいいとは言えないんです。筋肉を大きく育てる『超回復』期間が大事
筋トレ後24~48時間に超回復が起こり筋肉が育つ
超回復とは、筋肉を休めながら強い筋肉を作るための時間のことです。超回復が起こっている間に筋トレをすると、筋肉が育たなくなってしまいます。 筋トレ後24~48時間を目安に超回復が起こるので、その間は筋トレをしないようにして、筋肉を育ててあげましょう。 簡単な見分け方としては、筋肉痛が起こっている間が超回復の期間です。超回復を効率よく行うにはタンパク質補給がベスト
超回復の効率を上げるには、タンパク質の摂取が重要です。タンパク質は筋肉を作る材料になるため、筋トレ後に素早く補給してください。最適な筋トレの頻度はどのくらい?
初心者は慣れるまで週2回の筋トレで十分
筋肉を休めて強くする超回復の期間は、だいたい3日程度必要です。基本的には、週2回の筋トレでも十分な効果が見込めます。 部位を変えて超回復をさせつつ毎日筋トレをする方法もありますが、疲労が溜まってしまう原因にもなります。 慣れるまでは、まずしっかり筋肉を回復して育ててあげましょう。慣れてきたら違う部位を毎日筋トレするのは効果的
筋トレをすることに体が慣れてきて、筋肉痛の治るペースが早くなったら、部位を変えて毎日筋トレすると効率がグッと上がります。 同じ部位を続けて毎日筋トレすると超回復する時間が取れないため、毎日筋トレする場合は、必ず違う部位を行うようにしましょう。 続いて、バランスのいい身体を作るために実施するといい、おすすめの筋トレメニューを紹介していきます。『BIG3』を中心に毎日分けて筋トレすべし
筋トレをするときは、筋トレの王道とも呼ばれる『BIG3』を中心に鍛えましょう。 『BIG3』とは、ベンチプレス(上半身)・スクワット(下半身)・デッドリフト(背中)を鍛えるメニューをさします。 このBIG3を中心に毎日部位を分けて、超回復の時間を取りつつ筋トレすると、バランスの良いボディを目指せます!筋トレについて詳しく見る