「キャンプでも家のようにくつろぎたい」「テントとタープの設営を終えるとクタクタ」というあなたには、ツールームテントがおすすめ!
この記事では、ツールームテントの魅力や選び方をまずレクチャー。続いて、おすすめのツールームテントをサイズ別にランキング形式でご紹介します。
あなたのキャンプスタイルにピッタリのツールームテントを見つけて、キャンプの楽しみをもう一歩深めましょう!
Contents
そもそもツールームテントとは?
ツールームテントとは「寝室」部分と「リビング」部分が一体になっているテントのこと。
家で過ごすような快適性が得られ、ファミリーキャンプを中心に人気。必要なスペースが効率よく設営できるため、初心者にもおすすめのテントです。
ツールームテントのメリット・魅力
設営・撤収の手間が1度で済む
ツールームテントは、テントとタープをそれぞれ設営・撤収する必要がなく、1つで済んでしまう効率の良さが魅力。
テントとタープを別々に買うより費用を抑えられることが多いのもうれしいポイントです。
プライバシーが守られる
リビング部分をフルクローズにすればプライバシーが守られ、まわりの視線が気にならないのもツールームテントの魅力。
ロースタイルのキャンプで通りがかりの人に見下ろされる不快感とも無縁です。
盗難や野生動物の被害の心配も少なくて済みます。散歩などでその場を離れるたびに荷物を車やテント内に移す必要もなく、入口を閉めるだけだから手間なしです。
冬キャンプや悪天候にも対応できる
タープと違ってしっかり壁があるので、横降りの雨やゲリラ豪雨でも吹き込みの心配は不要。雨天でも寝室とリビング間の移動で濡れることもなく快適です。
冬の寒い時期には、しっかり閉め切るだけでも風を防いで体感温度がアップ。さらにリビング部分でストーブを焚けば、寝室のほうまでポカポカです。
それでは次に、自分にピッタリのツールームテントの選び方をご紹介します。
ツールームテントの選び方
使用人数に対し余裕のあるサイズを選ぶ
ツールームテントは、使用人数に対して余裕のあるサイズを選びましょう。
ツールームテントは居住性が高いため、リビング部分にテーブルやチェアをセッティングすることが多いもの。ギリギリではなく一回り大きなサイズならゆったり快適に過ごせます。
使用シーンに合わせた高さで選ぶ
ツールームテントは、使用シーンに合わせた高さで選ぶのもポイント。天井が高いものは開放感があり、立ったまま着替えることもできて快適です。
一方、天井が低いものは耐風性が高く、強い風が吹いても安定しているのが特徴。風の強い場所や天候が変わりやすい場所での使用に適しています。
防水性能で選ぶ
ツールームテントを選ぶ際には、防水性能もチェックしましょう。防水性能を表す「耐水圧」が1500~2000mm程度あるものを選ぶとよいでしょう。
加えて、生地に撥水加工が施されているものは水をはじいて乾きやすいのでおすすめです。
それではいよいよ、おすすめのツールームテントをランキング形式でご紹介していきます。
・ソロキャンプ向け(1~2人用)
・ファミリーキャンプ向け(3~5人用)
・グループキャンプ向け(6人用~)
の順にご紹介しますので、あなたのキャンプにピッタリのテントを見つけてください!
【1~2人用】ソロキャンプ向けツールームテントおすすめランキング3選
まず、ソロキャンプにピッタリの1~2人用ツールームテントを3つご紹介します。
1位:ディーオーディー ( DOD ) カマボコテントソロTC T2-604-TN
薪ストーブが使えて冬もOK。ポリコットン素材で焚き火も心配なし
ソロで冬キャンプもできるツールームテントをお探しなら、ディーオーディーの「カマボコテントソロTC」がおすすめ。
冷気の侵入を防ぐスカート付き。出入口がダブルファスナーで、薪ストーブの煙突を出すのにも最適です。
ポリコットン素材で、火の粉を気にすることなく近くで焚き火ができるのもうれしいポイント。
ポリコットンには遮光性があり暑くならないという特性もあり、夏キャンプも快適に過ごせます。
120cmと天井が低めなので、ローチェアなどロースタイルの道具を揃えている人にピッタリ。
自然を身近に感じながら1人の時間をゆったり過ごしたいあなたは、ぜひチェックしてみましょう。
価格 | 38,000円(税抜) |
ブランド | ディーオーディー |
サイズ | W170×D450×H120cm |
収納サイズ | W170×D450×H120cm |
重量 | 10.3kg |
防水性能 | アウターテント 350mm / フロア 5000mm |
Tさん(20代男性)
2位:ゼインアーツ ZANEARTS ROGA-4 DT-004 ロガ4
横風への強さに定評!薄くて軽い生地に強度へのこだわり
ゼインアーツの「ロガ4」は、驚くほど横風に強いと評判。日本の山岳のベースキャンプ用にも使えるほどだという耐風構造が特徴です。
実際に台風接近中に使ってみたという人からも「浮くようなことは全くなかった」と太鼓判。
生地は薄くて軽量ながら強度は十分。一般的にフッ素加工が多い撥水加工を、あえてシリコン加工にすることで引裂強度を高めています。
耐水圧を高める工程で生地の劣化が起こるため、必要十分な耐水圧にとどめているところにも強度へのこだわりが感じられます。
タフな環境でのアウトドアを楽しみたいあなたは要チェックです!
価格 | 58,900円(税抜) |
ブランド | ゼインアーツ |
サイズ | 490×260×140cm |
収納サイズ | 62×23×23(h)cm(キャリーバッグサイズ) |
重量 | 6.8kg |
防水性能 | 1,500mm |
Sさん(20代男性)
3位:DOD(ディーオーディー) ライダーズワンポールテント 【ツーリング仕様】2ルーム 1人用
高さがあるから腰がラク!収納性抜群でカッコいいワンポール
ソロテントにありがちな天井の低さが苦手という方からも支持されているのが、ディーオーディーの「 ライダーズワンポールテント」。
ワンポールなので中央部に高さがあり「立って着替えもできる」「腰がつらくない」と高評価です。
ワンポールならではの収納性や設営の簡単さも魅力。何より見た目がカッコよく、自分だけの基地を設営した感じがたまらないと評判です。
ツールームテントの課題である通気性に優れているのもポイント。
涼しく開放感にあふれる夏のソロキャンプを計画している方のお供にピッタリです!
価格 | 15,150円(税抜) |
ブランド | ディーオーディー |
サイズ | W2900×D2900×H1830mm |
収納サイズ | W500×D140×H140mm |
重量 | 2.5kg |
防水性能 | アウター:2000mm/ フロア:3000mm |
Aさん(20代男性)
【3~5人用】ファミリーキャンプ向けツールームテントおすすめランキング4選
次に、ファミリーキャンプにピッタリの3~5人用ツールームテントを4つご紹介します。
1位:コールマン テント ラウンドスクリーン2ルームハウス [4~5人用] 170T14150J
広々リビング!耐水性も十分で安心のファミリーキャンプの定番
「この広さでこの価格」「コスパ最高」とファミリーキャンパーから愛されているのが、コールマンの「ラウンドスクリーン2ルームハウス」。
小学生の子ども3人を連れたキャンプでも広々使えると評判です。リビング部分は3面をオープンにでき、通気性と解放感も抜群。
「夜に数時間雨が降ったが耐水性十分で安心」とのコメントがあり、天気の変わりやすい季節のキャンプにも頼れるテントです。
ファミキャンの定番中の定番、迷っている方はまず検討してみてはいかがでしょうか。
価格 | 52,728円(税抜) |
ブランド | コールマン |
サイズ | 320x230x170cm |
収納サイズ | 直径28x82cm |
重量 | 20kg |
防水性能 | 2000mm |
Tさん(20代男性)
2位:スノーピーク(snow peak) テント タープ トルテュ ライト TP-750 [4人用]
初心者にも扱いやすいコンパクト・親切設計。2mの天井も魅力
スノーピークの「トルテュライト」は、初心者にも扱いやすいと人気。
ファミリー用の2ルームといえば大型になりがちなところ、4人家族にちょうど良いコンパクトサイズで手に余ることがありません。
接続部分が色分けされ、色の通りに接続していけば設営できる親切設計も初心者に優しいポイント。持ち運びやすい専用のキャリングバッグも付属しています。
コンパクトながら天井は背筋を伸ばして歩ける200cm。ハイスタイルのテーブルやチェアを使っている方にもおすすめです。
価格 | 124,546円(税抜) |
ブランド | スノーピーク |
サイズ | 580x360x205cm |
収納サイズ | W70×D18×H20cm |
重量 | 18.5kg |
防水性能 | 1800mm(ルーフ部2000mm) |
Oさん(20代男性)
3位:CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)CS3ルームドームテントUV4人用
男女や親子を分けるのに最適の2寝室。レイアウト自由で便利
キャプテンスタッグの「3ルームドームテント」は、子どもたちが大きくなってもファミキャンする素敵な家族におすすめ。
他のツールームテントと違い、2つの寝室を真ん中のリビングで連結したような独特の設計が特徴です。
インナーテントは簡単に取り外せるので、寝室を1つにしたりフライシートだけにしたりとレイアウトも自由。
子どもたちの年齢やグループの男女構成などによって使い方を便利に変えられます。無駄なく多目的に使いたい方はチェックしてみましょう!
価格 | 14,629円(税抜) |
ブランド | キャプテン スタッグ |
サイズ | 400x200x140cm |
収納サイズ | 65x22x22cm |
重量 | 7.7kg |
防水性能 | 1000mm |
Nさん(30代男性)
4位:ロゴス(LOGOS) テント 4~5人用 ROSY ドゥーブル XL 71805022
ファミキャンお試しにも最適の格安価格。安くてもロゴス品質
ファミリーキャンプを始めたいけど、奥さんや子どもがハマってくれるかどうか心配だという方には、ロゴスの「ROSY ドゥーブル XL」がピッタリ。
高さも幅も十分のファミリーサイズながら、20,000円ちょっとという格安価格。万が一1度きりの使用になってしまっても、まだ諦めのつくリーズナブルさです。
とはいえ「作りはしっかり」「雨が降ったが水漏れなし」と、品質はさすがのロゴス。
インナーテントが脱着式なので、雨でも設営・撤収がラクラク。パパたちからの満足度が高いテントをこの機会に手に入れて、始めてみるのはいかがですか。
価格 | 23,426円(税抜) |
ブランド | ロゴス |
サイズ | 440x290x190cm |
収納サイズ | 70x19x19cm |
重量 | 10.5kg |
防水性能 | 1000mm |
Tさん(20代男性)
【6人用~】グループキャンプ向けツールームテントおすすめランキング3選
最後に、グループキャンプにピッタリの6人以上用のツールームテントを3つご紹介します。
1位:ノルディスク レイサ6 テント(Nordisk Reisa 6 Tent)
大型なのにたたむと超コンパクト!高防水・設営撤収簡単の優秀テント
堂々とした張り姿と信頼の品質でキャンパーたちの憧れの的になっているのが、ノルディスクの「レイサ6」。
設営も撤収も素早く簡単に行え、時間や体力をテント以外のことに振り向けられます。とりあえずすぐにリビングスペースを確保したい、小さな子ども連れのキャンプにもうれしいですね。
大きなテントでありながら、収納サイズが直径30×70cmと非常にコンパクトなのも高評価。持ち運びが便利なのはもちろん、家での保管時にも場所をとりません。
3000mmと高スペックの防水性は、キャンプ中に実際に激しい雨にあったという人からも太鼓判が。
どこをとっても優秀なブランドテント、心を惹かれたあなたは一度チェックしてみましょう。
価格 | 108,910円(税抜) |
ブランド | ノルディスク |
サイズ | 645x295x210cm |
収納サイズ | 30x70cm |
重量 | 16.5kg |
防水性能 | フライシート/3000mm フロア/3000mm |
Iさん(20代男性)
2位:ogawa(オガワ) テント ティエラワイド2 [6~7人用]
余裕の特大リビングで広々!ストーブが入れられて冬キャンプに最適
オガワの「ティエラワイド2」は、たくさん人が入っても余裕の特大リビングが特徴。壁の立ち上がりが垂直に近いので、面積以上に空間が広々と感じられます。
特に冬キャンプに重宝しているという愛用者が多数。薪ストーブが入れやすく、強風時にも安定感があるので「冬にはなくてはならないテント」とのコメントも。
他の人とかぶりにくく存在感があるところも高評価。人と同じものを持ちたくないあなたにもピッタリです。
価格 | 165,000円(税抜) |
ブランド | オガワ |
サイズ | 400x580x215cm |
収納サイズ | 85x50x38cm |
重量 | 21.5kg |
防水性能 | 1800mm |
Mさん(20代男性)
3位:スノーピーク(snow peak) 2020年 野遊びセット ランドロック セット FK-201
最高級の安定感と耐久性。レイアウトしやすくキャンプの幅が広がる
頑丈さや耐久性を重視する方には、スノーピークの「ランドロック」がおすすめ。
アウトドアブランドの最高級モデルだけあり、大型ながら安定感抜群。これ以上ないほどしっかりしたつくりで、いつまでも愛用したい方にピッタリです。
「最高の空間を提供してくれる」「快適そのもので、これまで以上にキャンプに行きたくなる」というコメントも。
空間が広いのでレイアウトにアレンジが効き、キャンプの幅が広がるのも魅力。がっちりした見た目ですが、慣れれば1人での設営も可能です。
価格 | 163,455円(税抜) |
ブランド | スノーピーク |
サイズ | 625×405×205(h)cm |
収納サイズ | W75×D33×H36cm |
重量 | 22kg |
防水性能 | 1800mm |
Uさん(20代男性)
知っておこう!ツールームテントのデメリットをカバーする方法
ツールームテントにもいくつかのデメリットが。とはいえ大半がメリットの裏返しでもあります。
例えば、虫が入りにくい構造になっているため、入ってしまった場合は追い出しにくくなります。上手にカバーして快適に使えるよう、デメリットと対策をまとめました。
デメリット | 対策 |
重くてかさばる(とはいえタープ+テントと考えると妥当) | 自動車やアウトドアワゴンなど運搬手段を確保しておこう |
慣れるまで設営が大変に感じる | 風の強い日などは特に複数人で協力しよう |
虫が入ると追い出しにくい | メッシュに蚊取り線香などを併用しよう |
濡れたら干すのが大変 | テラスや公園など広い場所を確保して干そう |
便利なツールームテントでキャンプの楽しみを広げよう!
大自然の中にいながら、自宅のようなくつろぎを手に入れられるツールームテント。さっそく手に入れて、キャンプの楽しみをこれまで以上に満喫しませんか。