誰もが一度は転職を考える入社3年目のタイミング。この記事では、入社3年目で転職するための全情報をわかりやすく解説していきます!
3年目に転職する人の割合や転職理由に加えて、実際に転職した人のリアル体験談を大公開。その上であなたがスムーズに転職するための3ステップを説明します。
入社3年目の転職に強いエージェントの紹介もしているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
入社3年目は転職したくなる人が多い時期
結論から言うと、入社3年目に退職する人はかなり多いです。厚生労働省が公開するデータを見ると、毎年約10%の人が3年目に入って退職していることがわかります。
同期入社した10人に1人が3年目に入ったら退職するということですね。そこで編集部が実際に「入社3年目で転職に踏み切った200人に転職理由のアンケート」を取りました。
キャリアアップのために転職を決めた方が最も多く、中でも「3年働いているのに昇級が全くなくやりがいがない」という声が多数ありました。
「仕事内容を変えたい」については、「頑張ってみたけど営業が向いているとは思えない」とミスマッチを抱えている方が多い印象でした。
でも入社3年目で転職するって有利?不利?と気になる方も多いはず。実は入社3年目は、転職に絶好なチャンスです!次にその理由を説明していきます。
入社3年目は転職のチャンスって本当?
3年働いた経歴が評価される
新卒入社後によく言われる「3年は働け」ですが、実はこれ社会的に評価され始める年数の目安なのです。大体の人は3年の間に「何をどう考えて行動しどう成果を出すのか」が見えてきます。
例えば営業職なら目標達成のために工夫をして営業獲得件数を増やし売上に繋げるということが、一般的に3年でできるようになります。それがスキルとして社会的に評価され始めるということです。
また、3年継続して働いたという「すぐに会社を辞めない」信頼獲得にも繋がるので、転職のチャンスと言えます。
第2新卒として転職に勝負できる
第2新卒とは入社3年目までの新卒のことを言います。実は、第2新卒を求める会社はとても多いんです。
その理由は、新入社員と比較して社会人としてのマナーが身についていることや前の会社に染まりきっていないところがあり、会社にとって第2新卒はとても魅力的な存在だから。
経験よりもやる気や人柄で評価してくれるため、かなり転職しやすい時期ですよ。
職種や業種を変えやすい
入社4年目以降になると、職種や業種を変えての転職はかなり難しくなります。会社が4年目以降の人を採用するとき、経験者が有利になってしまうからです。
もし採用されても未経験としてスタートする場合、待遇や収入が今よりも悪くなる可能性があります。
職種や業種を変えたいなら、スキルよりもやる気や人柄が評価される第2新卒の時期に転職するのが最大のチャンスです。
これら3つの理由から、入社3年目の転職が非常にチャンスだとわかります。
では実際に入社3年目で転職した人がどんな気持ちで転職して現在どうなったのか気になりますよね。
次に入社3年目で転職した人のリアルな体験談を大公開します!
入社3年目で転職したリアル体験談
編集部が実際に「入社3年目で転職をした200人にアンケート」を実施しました。その回答を以下にご紹介します。
<東京都・Kさん(現在:社会人4年目/食品メーカー)>
第2志望だった製菓メーカーに新卒入社しました。営業担当として3年間頑張っていたのですが、目標を達成して評価はされるものの全く昇級せず、やりがいを見失っていました。
そんな時に一番仲のよかった同期が「転職することになった」と言ってきました。そこで初めて自分も転職しようと決意。
せっかく転職するなら第1希望だった食品メーカーにまた挑戦してみたいと思い、転職エージェントを使って面接をセッティングしてもらうことに。
自分の想いを正直に伝えた結果内定をもらって、今は食品メーカーの営業として働いています。
昇級制度がしっかりしていて入社3年目でマネージャーになる人もいるくらい年齢関係なく頑張れる社風なので、本当に転職してよかったと思います。
もちろん転職時点で収入もアップしたので、とても満足しています。
<東京都・Iさん(現在:社会人4年目/不動産業)>
新卒で不動産に入りました。営業として家を探しているお客様に物件のご案内をする仕事を3年続けていました。
仕事内容は楽しかったものの、残業時間がカウントされないんです。
お客様の都合に合わせて内見の待ち合わせをするため、早朝や定時後の対応でもとにかく懸命に働いていたのですが、残業代は相変わらずゼロ。
ある時ふと「働いても働いてもこのまま会社のいいように使われるだけ」という言葉が頭をよぎりました。
すぐにエージェントを介して転職活動をはじめたのですが、1ヶ月で内定をもらいました。
物件の良さを写真やテキストを使って最大限にアピールする不動産業のメディア部門で、本当に楽しく働いています。
営業から職種を変えての転職でしたが、すごく自分に合っている気がします。もちろん残業代も出るようになりました。
入社3年目で転職した人の体験談からわかるように、転職によって環境を変えるとキャリア面にも精神的にもいい方向に進んでいくということです。
環境を変えて楽しく働くために、さっそく入社3年目にスムーズに転職するための3ステップを紹介していきます!
入社3年目でスムーズに転職するための3ステップ
①自分を徹底的に見つめ直す
1ステップ目は、自分を徹底的に見つめ直すことです。
今働いている職場で「何に満足できないのか」「これから何をして将来どうなりたいのか」を考えましょう。
「昇級できないことが不満。営業として頑張って将来部長クラスになりたい」などはっきりした目標が見えれば、新しい職場を決める時の参考になります!
その時考えがまとまっていなくても、とにかく思うことを紙に書き出してみてください。
②転職時期の目安を決めておく
2ステップ目は、転職する時期の目安をあらかじめ決めておくことです。
転職時期の目標がだいたい決まっていれば、それに向けて転職活動がしやすくなります!
退職に関する会社のルールも事前に確認しておいて、スムーズに転職する準備をしておきましょう。
③第2新卒に強い転職エージェントを活用する
3ステップ目は、第2新卒に強い転職エージェントを活用することです。
自力で転職先を探す転職サイトに比べて、担当者が親身になって提案してくれるエージェントが断然有利です。
転職の悩みや希望をしっかり聞いてくれるので、本当にぴったりの転職先が見つかります!中でもおすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
マイナビジョブ20’s
20代の転職を専門にしているのがマイナビジョブ20’s。第2新卒に特化しており20代の転職市場をよく知る親切なキャリアアドバイザーが担当についてくれます。
自分を見つめ直す「適性診断」を最初に受けて、強みや弱みを理解するところから始められるので会社選びや面接に有利です!
履歴書や職務経歴書のチェック、なんと志望動機や自己PRまで一緒に考えてくれるのでとにかくサポート力が違います!
面接対策もあり「練習してくれるから当日焦らなかった」との声も。3年目で転職を考えている方はまず登録だけでもしてみてください。
リクルートエージェント
就職・転職といえば「リクルート」が運営するエージェントです。第2新卒専用のキャリアアドバイザーが担当についてくれるので、不安や悩みへの理解がある人ばかりです。
「最初から最後まで一緒にやってくれる」手厚いサポート体制で、転職先を決めるところから採用面接、その後のキャリアまで相談に乗ってくれます。
これまで多くの第2新卒を転職に送り出して来ただけあって、丁寧かつ素早く対応してくれると評判がとてもいいです。
「悩む前に相談してくださいねと担当の人が言ってくれて本当に心強かった」と3年目に転職した人からの声があるほど。料金は一切かからないので相談だけでもしてみてください!
doda
第2新卒や20代をメインターゲットとしているのがdoda。他のエージェントと比べても第2新卒向けの求人が3,000件以上と圧倒的に多いのが特徴です。
なかでもIT業界の求人が多く、IT企業への転職を考えている方におすすめです。
キャリアアドバイザーの質もとにかく高いと定評があり「面談以外のメールや電話も担当の人から直接もらえるので信頼関係が生まれた!」との声が多数。
いつでも親身になって相談に乗ってくれるので転職にまつわる不安が解消しやすいです。
IT業界への転職を考えている方はまず登録して面談に行ってみてください!
入社3年目にサクッと転職してもっと楽しく働こう
第2新卒としての価値や社会人経験がうまく活かせる入社3年目の転職は大きなチャンスです!
転職を考え始めたら、第2新卒に強い転職エージェントを活用するのが断然有利。
今よりももっといい環境で楽しく働けるように、エージェントを使ってサクッと転職を決めましょう!