「キャンプの荷物が増えて車に載りきらない」とお悩みのあなたはご注目。ルーフボックスを使えば、車に積める荷物をグッと増やすことができますよ!
この記事では、ルーフボックスの基礎知識や選び方をまずレクチャー。続いて、おすすめのルーフボックスを容量別にランキング形式でご紹介します。
記事の最後では、上手な積み方もお伝えしますのでどうぞご期待ください。
多くのキャンパーさんの経験からすると、キャンプに一層ハマるにつれて、荷物はこれからも増え続けます!
あなたの愛車とキャンプスタイルにピッタリのルーフボックスを見つけて、余裕のあるキャンプを楽しみましょう。
Contents
ルーフボックスはキャンプに便利!
ルーフボックスとは、車の屋根の上に取り付けるサブトランク。
キャンプの荷物が載りきらない、荷物を載せると人が載せられないといった悩みが解決。ふさがりがちだった後方の視界も確保できて安全運転にもつながります。
キャンプの帰り道、ゴミや濡れた衣類を車内に積んでいると、不快なニオイがしたり窓ガラスが曇ったりしがち。ルーフボックスに入れておけば車内は快適、後の手入れも手軽です。
どれも同じように見えがちなルーフボックスですが、どこを見て選べばよいのでしょうか。続いてご一緒に見てみましょう。
ルーフボックスの選び方
ルーフボックスは「容量」「開く方向」「サイズ」を基準に選ぶのがポイント。各要素について、以下で詳しくご説明します。
用途に応じた容量で選ぶ
ルーフボックスは、用途に応じた容量のものを選びましょう。カメラの三脚やベビーカーなどを載せる予定の場合は、容量の確認とともに実店舗での確認がおすすめです。
用途に合わせた容量の目安を表にまとめましたので、参考にして選びましょう。
容量 | 特徴・用途 |
500L以上 | ファミリーキャンプ。 テーブルやチェア、大型クーラーボックスやペット用ケージなども持って行きたい。 |
350L以上500L未満 | ファミリーキャンプ。 テントやタープ、4人分の寝袋が入る。 |
350L未満 | 今より荷物積載に余裕が欲しい場合。 見た目がスマートで空気抵抗を受けにくい。 |
使用スタイルに合った開く方向で選ぶ
ルーフボックスには、右開き・左開き・両開きの3種類があります。使用スタイルに合わせて選びましょう。
それぞれに適合した使用スタイルは以下の通りです。
開く方向 | 使用スタイル |
右開き | ・運転席から降りてすぐに作業できる。反対側に回り込む必要がない ・狭いスペースに寄せて駐車しても荷物が取り出せる |
左開き | ・道路わきに駐車して荷物を取り出すときに歩道側から安全に作業できる |
両開き | ・どちらからも作業できるので取り付けがラク ・ボックスの幅が広い場合でも反対側の荷物が取りやすい ・自転車やスノーボードを積むアタッチメントと併用する際に便利 |
車種に合わせたサイズで選ぶ
ルーフボックスを選ぶ際は、自分の車の車種に合うサイズかどうかもチェックを。特に長さと高さの確認が必要です。
長さ:110〜230cmと商品によって差が大きい。テントやタープを入れるのには長さ2mあるものが便利。ただし車種によっては見た目のバランスが取れなかったり、跳ね上げ式のバックドアが干渉したりする場合も。
高さ:テーブルやコンロを入れる場合は高さ30cmあるものが便利。ただし立体駐車場や機械式駐車場の利用がある場合は、合計の高さに注意が必要。立体駐車場の制限は平均2m~2.5m、機械式駐車場は平均1.5m。
それでは、容量別にキャンプにおすすめのルーフボックスをランキング形式でご紹介していきます。
【ファミリーキャンプ向け】350L以上500L未満のルーフボックスおすすめランキング3選
まずは、4~5人のファミリーキャンプを快適にしてくれる350L以上500L未満のルーフボックスを3つご紹介します。
1位:THULE スーリー ルーフボックス TH6348 ツーリング Touring L(780) チタン エアロスキン
高さ十分で無理なく収納。中枢ロックの安心仕様で初心者にもおすすめ
「トランクに入っていたものが全部入る」と重宝されているのが、スーリーの「TH6348」。高さが40cm以上あるため、ほとんどのキャンプ道具が無理なく収まります。
何とか一人で載せ降ろしできる重量で、脱着機構は簡単。
すべてのロックポイントをしっかり閉めないとカギが抜けない中枢ロック機構を採用しており「安心感がある」と好評です。
初心者にも使いやすい機能と容量で、ルーフボックスデビューを検討しているあなたにピッタリです!
価格 | 71,251円(税抜) |
メーカー | スーリー |
容量 | 420L |
重量 | 15kg |
サイズ | 196×78×43cm |
開く方向 | 両開き |
最大積載量 | 50kg |
Wさん(20代男性)
2位:カーメイト ルーフボックス inno シャドウ124 容量360L マットブラック BRU124MBKE
SUVにおすすめ!マットな質感が人気の高コスパモデル
SUVに使いやすくバランスの良いルーフボックスをお探しなら、イノーの「シャドウ124」がおすすめ。
「高さが控えめでスッキリした印象」「高さ制限2.1Mのショッピングモール駐車場にも入れる」とSUVユーザーから高評価です。
抑えた雰囲気のマットブラックカラーもおしゃれ。テカテカした安っぽい質感が苦手な方からも満足の声が寄せられています。
リーズナブルな価格ながら評判の良い逸品、検討して損はありません!
価格 | 38,182円(税抜) |
メーカー | イノー |
容量 | 360L |
重量 | 19kg |
サイズ | 81 x 200 x 34 cm |
開く方向 | 両開き |
最大積載量 | 50kg |
Tさん(20代男性)
3位:カーメイト ルーフボックス inno ウェッジ665 400L ブラック BRS665BK
流れるような造形美。ノブを回すだけで脱着簡単
「流れるような造形美がとてもキレイ」と外観の美しさやメッキ部分の高級感に定評があるのが、イノーの「ウェッジ665」。
デザインの良さは空気抵抗の軽減にもつながっており、高速道路を走っていてもうるさく感じないと評判です。
ノブを回すだけで簡単に脱着できるスイングクランプ採用で、取り付けの面倒なし。便利さと所有感を同時に満たしてくれます。
価格 | 69,273円(税抜) |
メーカー | イノー |
容量 | 400L |
重量 | 23.5 Kg |
サイズ | 全長2050×全幅840×全高400(mm) |
開く方向 | 両開き |
最大積載量 | 50kg |
Eさん(20代男性)
【大容量】500L以上のルーフボックスおすすめランキング4選
次に、ペット連れやこだわりの大型ギアにも対応できる大容量でおすすめの、500L以上のルーフボックスをご紹介します。
1位:ThuleモーションXT/XLカーゴボックス
初心者も安心して使える安全設計の大容量ルーフボックス!
大荷物のファミキャンにルーフボックスを取り入れたいと考えているパパにおすすめなのが、スーリーの「モーションXT」。
初心者が感じがちな不安を丁寧に取り除いてくれる工夫がいっぱいです。
ルーフボックス取り付けの際に、正しく取り付けられたことを音で確認できる「パワークリック」搭載。
蓋が閉まると自動的にロックがかかるシステムになっており、カギのかけ忘れもありません。
安全確実に大容量のルーフボックスデビューしたい方は、ぜひチェックしてみましょう!
価格 | 112,501円(税抜) |
メーカー | スーリー |
容量 | 500L |
重量 | 23.5kg |
サイズ | 215X91.5X44cm |
開く方向 | 両開き |
Yさん(20代男性)
2位:THULE スーリー ルーフボックス TH6129 ダイナミック Dynamic L(900)
風切り音が気にならない!薄い流線型でミニバンにも似合う
ルーフボックスを取り付けて走行するときの「ボボボ」という風切り音が気になる方は、スーリーの「ダイナミック」を試してみましょう。
「高速道路でスピードを出してもほとんど風切り音がしない」「搭載しての走行にストレスなし」と好評です。
薄めでカッコいい流線型のデザイン。ミニバンにもよく似合います。
車に載せていることを忘れるほどの載せ心地で、道具一式を積んだままにしておきたい方にもおすすめです。
価格 | 142,500円(税抜) |
メーカー | スーリー |
容量 | 520L |
重量 | 23kg |
サイズ | 235cm×94cm×35cm |
開く方向 | 両開き |
Jさん(20代男性)
3位:erzo テルッツォ (by PIAA) ルーフボックス 570L バミューダフレックス EA570BFX
コンパクトに収納。折りたたんだまま走れるから立体駐車場にも
使用頻度がそれほど高くない方や立体駐車場を利用する方には、テルッツオの「バミューダフレックス」がおすすめ。
ジッパーで開け閉めする折りたたみタイプで、5分で装着OK。使わないときは外してコンパクトに収納できます。
モノが入っていない時は折りたたんだ状態で走行も可能。車高制限のある場所への出入りも問題ありません。車高で悩んでいる方は要チェックです!
価格 | 47,000円(税抜) |
メーカー | テルッツォ |
容量 | 570L |
重量 | 約17kg |
サイズ | 使用時サイズ:長181×幅77×高45cm(折畳時サイズ:高9cm) 収納時バッグサイズ:長190×幅15×高41cm |
開く方向 | 両開き |
Tさん(30代男性)
4位:Terzo テルッツォ (by PIAA) ルーフボックス 520L ORCA マットブラック 両開き イージークランプ取付 EA520B
マットなシボ加工が大人の落ち着きを演出!かさばるギアもラクラク
大人の男を演出してくれるおしゃれなデザインで人気なのが、テルッツオの「ORCA」。表面にマットなシボ加工が施されており「渋い大人のアイテム」と高評価です。
520Lの大容量に加え、内寸高さ40cmなのでかさばるキャンプギアもラクラク収納。大きさを感じさせないフォルムで、バランスよく似合わせやすいのも高ポイントです!
価格 | 75,802円(税抜) |
メーカー | テルッツォ |
容量 | 520L |
重量 | 20.5kg |
サイズ | 210×85×41cm |
開く方向 | 両開き |
Iさん(20代男性)
【スリムで軽量】350L未満のルーフボックスおすすめランキング4選
続いて、スリムで軽量な350L未満のおすすめルーフボックスをご紹介します。
1位:カーメイト ルーフボックス inno ルーフボックス55 300L ブラック BRQ55BK
迷ったらコレ。適合車種が多いから長く使える
イノーの「BRQ55」は「迷ったらこれ!」という声のある万能ルーフボックス。
純正キャリアにも装着できるため、適合車種が多いのがポイント。実際に、エクストレイルからジムニーシエラまでさまざまな車種で愛用されています。
汎用性が高いので、車を買い替えても引き続き使えて経済的。特にSUVに乗っている方でルーフボックスの種類を決めかねている方は、検討して損はありません。
価格 | 38,200円(税抜) |
メーカー | イノー |
容量 | 300L |
重量 | 15.5kg |
サイズ | 全長2000×全幅830×全高315(mm) |
開く方向 | 左開き |
最大積載量 | 50kg |
Kさん(20代男性)
2位:カーメイト ルーフボックス inno リッジトランク240 220L ホワイト BRW240WH
とにかく軽い。軽やコンパクトカーにピッタリのサイズ感
イノーの「リッジトランク240」はとにかく軽いのが特徴。その重さわずか9kg!
ワゴンRなどの軽自動車やスイフトなどのコンパクトカーにピッタリのサイズ感で、リアハッチにも干渉しないと評判です。
小型ながら意外にたくさんの物が入るというコメントが複数。ベビーカーやペット用品を収納して、赤ちゃんやペットとのお出かけを広々と楽しむのにも最適です。
軽やコンパクトカーへの積載を検討している方はぜひチェックを!
価格 | 39,737円(税抜) |
メーカー | イノー |
容量 | 220L |
重量 | 9kg |
サイズ | 1400x全幅 700x全高 340(mm) |
開く方向 | 左開き |
最大積載量 | 50kg |
Oさん(20代男性)
3位:Terzo テルッツォ (by PIAA) ルーフボックス 270L エアロクロスライダー EA164CBX
コンパクトながら長い物もしっかり入る
軽自動車に載せられて長い物もしっかり入るルーフボックスをお探しなら、テルッツオの「エアロクロスライダー」がピッタリ。
コンパクトながら長さも高さもそこそこあり、荷物が満足に積めると好評です。
工具なしで取り付け簡単。ダンパーでゆっくり開口するため、荷物の上げ下ろしもラクで安全です。軽自動車での遠出が格段に快適になりますよ!
価格 | 37,273円(税抜) |
メーカー | テルッツォ |
容量 | 270L |
重量 | 15.5kg |
サイズ | 長さ1,850mm×幅700mm×高さ300mm |
開く方向 | 左開き |
Sさん(20代男性)
4位:カーメイト ルーフボックス inno BRM320
角型の車がカッコよく決まる!高さ制限にも安心の極薄モデル
イノーの「BRM320」は極薄フォルムとマットなブラックカラーで、角型の車がカッコよく決まると評判。
ジムニーやハイエースなど、ルーフ幅の広い車に映えるシンプルなスクエアデザインです。
同社のルーフボックスの中でも一番薄いモデルで、高さ制限が気になる方にもおすすめ。
取り付け・取り外しが簡単な「メモリークランプ」金具を使っているので、必要に応じて自由な使い方をしたい方にもピッタリです!
価格 | 60,000円(税抜) |
メーカー | イノー |
容量 | 250L |
重量 | 17kg |
サイズ | 全長1810mm×全幅815mm×全高270mm |
開く方向 | 両開き |
最大積載量 | 50kg |
Tさん(20代男性)
続いて、気になるルーフボックスへの積み方のコツをお伝えします。
ルーフボックスへの上手な積み方
ルーフボックスに荷物を積むときには、以下のコツを意識して積むことで、危険な荷崩れや荷物の破損を防げます。
・重いものは中央に、軽いものは両端に配置する
・毛布や寝袋のように柔らかいものは上面に配置する
・底面の凹凸は小物で埋めるか、銀マットなどを敷く
・空間に余裕がある場合は荷物が動かないようベルトで縛る
・体積に余裕があっても最大積載重量を超えないよう注意する
ルーフボックスを活用してキャンプの楽しみを広げよう!
ルーフボックスがあれば、キャンプに持って行けるアイテムはグッと豊かに、行き帰りの車内はもっと快適になります。あなたの愛車にピッタリのルーフボックスを見つけて、キャンプの楽しみを広げましょう!