「車でのデイキャンプや車中泊をもっと快適にしたい」「大掛かりにならずにアウトドアでのプライベート空間を確保したい」という方はご注目。
車でのアウトドアには、カーサイドタープがベストチョイスです!
この記事では、カーサイドタープの基礎知識をまずレクチャー。続いて、車の種類別におすすめのカーサイドタープをランキング形式でご紹介します。
記事の後半では、カーサイドタープを自作する方法もご説明しますので、DIY好きの方はご期待ください!
Contents
カーサイドタープのメリット
「カーサイドタープ」とは、車の横や後ろにくっつけて張るタープ。陽射しや雨を遮り、車に続けて居住空間を広げることができます。
キャンピングカーなどのオプションとして搭載される「カーサイドオーニング」と似ていますが、カーサイドタープはずっとリーズナブル。
軽自動車や普通車にも導入しやすいのもポイントです。
ポールの代わりに一部車体を使うため、コンパクトで軽量なのも魅力。
ポールが片側だけで済むので設営や撤収もスピーディー。吸盤で固定するタイプもあり、より手軽で便利です。
車のすぐ横で調理や食事、くつろぎのスペースを展開できるため、荷物の出し入れがスムーズ。ほとんどの荷物を車に積んだままにすることも。
ただしいったん設営すると車の移動が難しくなるため、場所選びをしっかりすることは大切です。
カーサイドタープの選び方
カーサイドタープは「サイズ」「安定感」「耐水圧」「収納サイズと重量」を基準に選ぶのがポイント。以下で詳しくご説明します。
愛車に合わせた「サイズ」で選ぶ
カーサイドタープは、ミニバン用やワゴン用、SUV用など車の種類に合わせてラインナップされています。使う車の車体に合わせたサイズのものを選びましょう。
サイズが合わないと、陽射しや風雨を防げない・取り付けがスムーズにできないなどの問題が発生します。
製品によっては幅広い種類の車に使えるものもあり、車を買い替え予定の場合や複数の車がある場合などにも便利。車高などの条件を確認して購入しましょう。
用途に合わせた「安定感」で選ぶ
カーサイドタープは、設営簡単なタイプとしっかり固定できるタイプの2種類があります。用途に合わせた安定感のものを選びましょう。
デイキャンプでの使用や、陽射しや雨をしのぐ用途での使用であれば、素早く設置できる設営簡単タイプがおすすめ。
一方しっかり固定できるタイプは、車中泊やオートキャンプで安定した居住空間が欲しい時にピッタリです。
使用シーンに合わせた「耐水圧」で選ぶ
カーサイドタープを選ぶときには、耐水圧も重要なチェックポイント。耐水圧500mmで小雨、1500mmで普通の雨~強い雨に耐えられるとされています。
基本的に晴天で使用し、雨が強くなれば撤収して車に戻るという使い方なら、耐水圧は控えめでも。
一方、天候の変わりやすい山や川原での本格使用なら、数値の高いものを選びましょう。
保管や設営スタイルに合わせた「収納サイズと重量」で選ぶ
カーサイドタープは、収納サイズと重量も考えて選びましょう。家での保管場所や車に積む際のスペースを購入前に確認しておきます。
カーサイドタープの重量は、2kg前後から5kgを超えるものまであります。
1人または少人数で設営する場合は、軽量なカーサイドタープを選ぶのがおすすめ。車に積みっぱなしにする場合は燃費に影響することにも注意を。
それでは、車の種類別におすすめのカーサイドタープをランキング形式でご紹介します。
人気のブランドを中心に、評判の良いアイテムをピックアップ。あなたの愛車にピッタリの相棒を見つけましょう!
【軽自動車・コンパクトカー向け】カーサイドタープおすすめランキング2選
まずは、ジムニーのような軽自動車やコンパクトカーでの使用に適したカーサイドタープをご紹介します。
1位:小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) カーサイドタープ AL
しっかり品質で幅広い車種に対応。硬い地面にも使える
「小川キャンパル」のカーサイドタープALは幅広い車種に使用できますが、軽自動車ユーザーからの熱い口コミが多いのが特徴。
「軽自動車だがサイドもリアも問題なく設置できた」と好評です。ジムニーのような横開きのリアにも対応しています。
付属の吸盤フックで、車への固定は簡単・迅速。
地面が硬くペグを打ち込めない場合に使えるアンカーバッグが付いているのもポイント。水を入れたペットボトルや砂を重しにして固定する張り方が可能です。
信頼の小川テント製で、購入者からは「作りもさすがにしっかりしている」「やはりきちんとしている」と納得の声も。
買い替えやレンタルで大きい車に変わっても使えるので、長く大切に使いたい方にピッタリです!
価格 | 19,391円(税抜) |
ブランド | 小川キャンパル |
重量 | 約2.5kg |
使用サイズ | 250×170×220cm |
収納サイズ | 58×12×12cm |
耐水圧 | 1000mm |
付属品 | タープ用吸盤フック×2/ピン/収納袋/アンカーバッグ×2 |
Eさん(20代男性)
2位:FIELDOOR カーサイドタープ
リーズナブルに一通りそろう。シルバーコーティングで涼しさ抜群
初めてカーサイドタープを使ってみようという方におすすめなのが「FIELDOOR」。
リーズナブルな価格でポール・吸盤フック・ペグ・ロープ・収納バッグが一通り付属しています。
裏面にシルバーコーティングが施されているため、日よけとして使う場面での涼しさが違うと高評価。
ベンチレーションと開閉できるメッシュ窓で通気性も抜群。テントポールでタープを跳ね上げてキャノピー使用も快適です。
吸盤フック用の穴が3ヶ所あり、車のサイズに合わせて融通を効かせられるのも便利なポイント。車なしで単体での使用もOKです。
「価格以上の価値がある」と評判の高コスパタープ、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
価格 | 6,800円(税抜) |
ブランド | FIELDOOR |
重量 | (約) 2.2kg |
使用サイズ | (約)250cm×350cm |
収納サイズ | (約)55cm×13cm×13cm |
耐水圧 | 1,500mm以上 |
付属品 | タープ×1 ・ポール×2 ・吸盤フック×2 ・ペグ×4 ・ロープ×4 ・専用収納バッグ×1 ・取扱説明書(日本語) |
Tさん(20代男性)
【ミニバン・ワゴン向け】カーサイドタープおすすめランキング2選
次に、ミニバンやワゴンにピッタリのカーサイドタープをご紹介します。
1位:ロゴス(LOGOS) neos ミニバンリビング-AI 71805056
手軽に作れる着替えスペース。リビングとしての活用もおすすめ
着替えスペースなどのプライベート空間を手軽にセッティングしたいという方には「ロゴス」のミニバンリビングがおすすめ。
リアゲートに取り付ければ四方が囲まれた空間が誕生。付属の吸盤を貼り、ペグで下部を地面に固定するだけの簡単設置です。
キャノピーポール使用で、リアゲートから続く広いリビングスペースにも変身。こじんまりキャンプしたいという人からも支持されています。
海や川での着替えにも活躍するので、出番の多いアイテムになること間違いなし。約2.5gと軽量なので、車に積みっぱなしにしておいても。
家族と一緒にアクティブなアウトドアを楽しむあなたは、要チェックです!
価格 | 13,600円(税抜) |
ブランド | ロゴス |
重量 | (約)2.5kg |
使用サイズ | (約)140×140×170cm |
収納サイズ | (約)67×11×11cm |
耐水圧 | 450mm |
Yさん(20代男性)
2位:Kadahis カーサイドタープ 車用 日よけカーテント
耐水圧3000mm!タフで広々、コスパ最強
タフな環境でガシガシ使えるカーサイドタープをお探しなら「Kadahis」がおすすめ。耐水圧3000mmを誇るPU生地使用。
「縫製は二重ミシンで縫われており生地も分厚め」「思ったよりもタフで丁寧な作り」と、価格に比してお値打ち感のあるクオリティです。
4~8人対応となっており、実際の購入者からは「ダイニングテーブルがすっぽり入る大きさ」との声が。
ロープ・ペグ・収納ケース付属で、他に買い足すものがないのもうれしいポイント。コスパ最強の人気アイテム、検討して損はありません!
価格 | 7,982円(税抜) |
ブランド | Kadahis |
重量 | 約4.5kg |
使用サイズ | 280*320*220cm |
収納サイズ | 約70cm×25cm |
耐水圧 | 3000mm |
付属品 | ポール・ロープ各2本 |
Oさん(20代男性)
【SUV向け】カーサイドタープおすすめランキング2選
続いて、SUVでの使用に適したカーサイドタープを2つご紹介します。
1位:ogawa(オガワ) テント シェルター型 カーサイドシェルター
フルクローズで雨や寒さ・虫や動物をシャットアウト
車中泊をもっと快適にしたい方におすすめなのが「小川」のカーサイドシェルター。
両側面に出入口、正面にはメッシュ窓があるため、オープン状態では開放的に。フルクローズすれば雨や寒さ、虫をシャットアウトできるシェルターとして使えます。
急な雨や動物の侵入の心配がないため「寝るときにも荷物を出したままにでき車内を広く使える」というコメントも。
「安価なメーカーもあるがこれは高級感があり丈夫」と、素材の良さにも定評あり。車中泊の多い方はチェックしてみましょう!
価格 | 30,701円(税抜) |
ブランド | 小川キャンパル |
重量 | 約4.2kg |
使用サイズ | 幅285×奥行247×高さ210cm |
収納サイズ | 約68×18×18cm |
耐水圧 | 1800mm |
付属品 | タープ用吸盤フック(2個)、アンカーバッグ(2袋)、ハンマー、スチールピン、収納袋 |
Mさん(20代男性)
2位:KingCamp カーサイドタープ
安くて大きく汎用性抜群!車体を傷つけにくいフックもポイント
安価ながら、十分な大きさと汎用性で人気なのが「KingCamp」のカーサイドタープ。装着したままドアが開けられる大きめサイズです。
「国産タープのほぼ半値、しかも大きい」「品質を心配していたが、期待を裏切るクオリティ」という声が寄せられており、満足度の高さがうかがえます。
さまざまな車体で使用でき、タープ単体での使用も可能。
プラスチック製のフックを採用しているため車体にキズが付きにくいのが特徴。ホイールやハンドルに引っ掛けることも可能です。
低予算で使いやすいものをお探しの方は検討の価値ありです!
価格 | 8,437円(税抜) |
ブランド | KingCamp |
重量 | 約4kg |
使用サイズ | 幅215cm×奥行315cm |
収納サイズ | 65×15×15cm |
耐水圧 | 1500mm |
付属品 | ペグ×4、固定ヒモ×2、専用収納バッグ |
Iさん(20代男性)
【大型バン向け】カーサイドタープおすすめランキング2選
最後に、ハイエースのような大型バン向けのカーサイドタープをご紹介します。
1位:ogawa(オガワ) テント カーサイドリビングDX 2325
全天候型のゆったり空間。設置と手入れの簡単さも魅力
ファミリーキャンプをゆったりと楽しみたい方には「小川」のカーサイドリビングDXがピッタリ。大人4人でも余裕があるほどの広さです。
裾部分には泥除けが付いており、雨や虫、すき間風からガード。外から足元が見えることも防ぎます。
パーツが必要最小限で済むよう考え抜かれており、設置は15分あれば十分という声が複数。「干すときにもそれほど場所をとらないので帰ってきてからも便利」というコメントも。
ハイエースのような大きな車で真価を発揮するサイズですが、車高170~200cmなら取り付けが可能です。居住性の高さを重視する方はチェックしてみましょう。
価格 | 39,850円(税抜) |
ブランド | 小川キャンパル |
重量 | 約5.5kg |
使用サイズ | 330×320×200cm |
収納サイズ | 69×17×17cm |
耐水圧 | 1800mm |
付属品 | タープ用吸盤フック×2/ピン/張綱/金鎚/収納袋 |
Uさん(30代男性)
2位:neru海 200系ハイエース マルチサイドタープ
ハイエース用に作られた高スペックアイテム!工具不要で5分設置
ハイエースに合わせるカーサイドタープをお探しなら「neru海」の「200系ハイエースマルチサイドタープ」はマストチェック!
200系ハイエース用に製作されたアイテムで「専用なので見た目が美しい」と好評です。
工具不要の5分設置。取り付けに使うレールフックは、車体を傷つけにくいMCナイロン素材で安心です。ハイエース以外でも、ルーフレールのある車種なら設置OK。
生地は耐水圧3000mm・UPF50(UVカット加工)の高スペック。陽射しの角度に応じて、ポールの高さを約90~230cmの範囲で調節できるのもうれしい工夫です。
愛車を最適のアイテムでグレードアップしたいあなたにピッタリです。
価格 | 25,819円(税抜) |
ブランド | neru海 |
重量 | 2.66kg |
使用サイズ | 約280cm×250cm(フック含む) |
収納サイズ | 95x15x10cm |
耐水圧 | 3000mm |
付属品 | メインポール×2本、ペグ×4本、ロープ×4本、レールフック×3個、骨組みポール×2本 |
Tさん(20代男性)
カーサイドタープは自作できる
愛車に合ったカーサイドタープを自作するキャンパーも多くいます。
最も簡単な方法としては、通常のヘキサタープやレクタタープの片側を吸盤やジョイントなどで車に取り付ける方法。もう片側をペグダウンすればOKです。
縁にハトメのあるブルーシートやレジャーシートを使う方法も。
シートの片側はジョイントや吸盤のフックにかけて車に固定します。反対側はロープをつけてペグで地面に固定。ロープを調整しながらポールを立てれば出来上がりです。
ポールやロープは、テント・タープ用のものを流用するか、幟のポールなど適当なもので代用しても。強度に注意しながら、あるものを活用するのも自作の楽しみのひとつです。
カーサイドタープを味方につけてオートキャンプをもっと便利に!
カーサイドタープがあれば、デイキャンプも車中泊も格段に便利になります。広々とした快適空間で、アウトドアの楽しみをもっと広げましょう!